伊藤 洋志

フォーラムへの返信

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  • 返信先: 辻 洋右 #7567

    辻さん、サポートコーチの伊藤です。5回目の講座外セッションのジャーナルをアップしてくださいまして有難うございます。
    今回のセッションでも定例外介入やその際のフォローアップ質問が実践できたとのこと、Lコーチとして行うべきことがしっかりとできていますね。活動が停滞気味の時の定例外介入において、「視点を変えた質問ができているか?」という質問より状況を問う質問でも良かったのではないかと後で考えてらっしゃいますが、その時の状況に応じて使い分けたいですね。どのような状況のときに、どう使い分けるかを整理しておいてくださいね。
    セッションに深みが無く、また再定義時に不同意も示されず予定調和的に流れていくセッションの場合、ALコーチとしてどのような対応をすれば良いのでしょう。問題の明確化のフェーズで、もっと問題を深堀るように促すアプローチ、再定義の同意/不同意を確認するフェーズで、ささやかな違和感でも拾い上げること、最後の振り返りのフェーズで、なぜそうだったのかを振り返ることなど、コーチとして様々なアプローチが考えられます。では具体的にどのようにそれらを行うのかということをイメージし、実際のセッションで試してみてください。

    返信先: 城近 小夜子 #7550

    城近さん、サポートコーチの伊藤です。4回目の講座外セッションのジャーナルをアップしてくださいまして有難うございます。
    今回は、参加者全員が上席者でのセッションだったのですね。一般的に、役員クラス対象のALセッションは難しいのですが、普段から質問形式で行うことに慣れてらっしゃる役員の方々で、セッション進行はスムーズだったのですね。
    初回介入のフォローアップ質問が、クロス質問の促進につながったとのこと、フォローアップ質問の効果が体感できましたね。また、自然な介入は城近さんの持ち味だと思いますが、その持ち味が存分に発揮できたようですね。
    ところで、「対象を決めて問いかけてみましょうか」という介入の是非ですが、この介入はNGではありません。しかし、この介入によってもたらされる功罪があります。どのような功罪があると思いますか? 功罪を理解したうえでの介入実施の有無の判断が求められます。
    また「もう少し回答を短く」の介入の是非ですが、この介入もNGではありません。しかし、この介入も先の介入と同様に、介入によってもたらされる功罪があります。どのような功罪があると思いますか? これについても、功罪を理解したうえでの介入実施の有無の判断が求められます。
    強制的な介入や誘導的な介入は、決してNGではなく、状況と場合に応じての使い分けが必要です。介入は、セッションの目的や参加者の背景や状況、場の状況、その他様々な要素に配慮しながら行うことが重要です。

    返信先: 山田 円香 #7549

    山田さん、サポートコーチの伊藤です。4回目講座外セッションのジャーナルのアップを有難うございます。
    「チームに問いかけて、その後に個人メンバーに問いかける、さらに別のメンバーにリレー質問をする」というのを実践されたのですね。実践の結果はいかがだったでしょう? 何か効果を体感できたでしょうか?
    一般的に、個人に問いかけた場合、問いかけられていないメンバーも一緒に考えます。しかし、個人に問いかける前に全体に問いを投げかけると、考える時間が確保されるので、その後の個人への問いかけへの反応が、よりスムーズになりやすいですね。またその回答を材料にしてリレー質問すると、傾聴が促進されながら、参加者のつながり感が醸成されますね。
    「問題提示者が頑なな場合」、たまに起こりうるケースですよね。このようなケースの時、場はどのような状況になっているのでしょう? 問題に対しての共有、共感のレベルはどうでしょう? 問題はテーブルのどの位置にあるのでしょうか? これらを考えて、今回の働きかけ(問題提示者からメンバーに向けて聞きたいことはないかと介入)以外に問題提示者やメンバーに、コーチとしてどのような働きかけができるかを考えてみてください。

    返信先: 城近 小夜子 #7498

    城近さん、サポートコーチの伊藤です。講座外セッションのジャーナルのアップを有難うございます。とても丁寧で詳細な記述を有難うございます。セッションの様子が手に取るように分かりました。
    セッション開始前に30分の説明を行ったのですね。丁寧な取組みが素晴らしいです。仰るように、他者に説明することは、自身の識見の整理につながりますね。
    参加メンバーの肯定的な発言(「多様性の大切さがよく分かった」、「同意/不同意を聞かれると不同意と答えやすかった」、「再定義をすることで問題の本質が見えてきて、その共有ができた」)は嬉しいですね。メンバーの良い体感から学びを促進したいですね。
    「メンバーのタイプに合わせての介入」、「無言の時間について、良い沈黙と悪い沈黙の見極め」、「振り返り時のヨコ展開のフォローアップ質問」等々、ジャーナルの随所から、城近さんの成長を感じます。
    前向きな質問で、まだまだ不足を感じてらっしゃるのですね。振り返り時にメンバーから発せられた良い体感について、「なぜそうなのか?」を素直に聞いてみるのが簡単な方法ですね。またメンバーが発した学びに対して「その学びを職場や業務で生かすには?」とさらに突っ込んで尋ねると組織学習に繋がります。ただ、あくまでも学習する主人公はメンバーであり、コーチはその支援(脇役)ですので、気づきの持ち帰りは、メンバー次第で良いのではないでしょうか。
    2つの質問ですが、まず「問題の再定義」に関しては、記載されている内容で問題ありません。「本質」以外の言葉で、個人的には「真の(本当の、一番の)問題」なんて言った経験があります。その時のメンバーや状況に応じて腑に落ちる言葉を使えば良いと思います。
    2つめの「考え込んでいるメンバーへの対応」ですが、色んな対応が考えられますね。「発言を引き出そうとせず」というところは同意です。ジャーナルに記載している城近さんの考え、対応も問題ありません。考えていて沈黙している状態ですので、悪い沈黙ではないということで、スルーすることも一方法かもしれません。メンバー、状況に応じての対応ということだと思います。

    返信先: 講座内セッション3日目 #7497

    辻さん、サポートコーチの伊藤です。講座内セッションのジャーナルのアップを有難うございます。
    セッション進行を意識されたとのことですが、とても安定したセッション運営で、メンバーが安心して参加できるセッションだったと思います。各フェーズが明確で、介入ポイントにおいて、コーチとして権威をもって対応する姿(これ、とても大事だと思います)が印象的でした。
    ジャーナルでもご自身が言及されていますが、メンバーの違和感をスルーしたり、掴んだ違和感に対して介入したものの、活かしきれなかった場面がありましたね。
    まず違和感を可能な限りくまなくキャッチするためには、コーチとして具体的にどうすれば良いと思いますか? 今回スルーした場面を思い起こしながら、違和感を把握するための対策を考え、次回以降のセッションに生かしてください。コーチは、セッション内の違和感の察知に基づいて、それを場に投げかけることで学習促進につなげます。違和感の察知力は、コーチが身につけるべき重要な要件の一つです。
    また掴んだ違和感を十分に生かすには、具体的にはどうしたら良いでしょう? コーチができることはメンバーへの質問です。具体的にどのような質問を、どのように投げかければ学習促進に結びつくかも考えてみてくださいね。
    辻さんは、コーチとしての雰囲気が備わり、既に安定したセッション運営ができてらっしゃいます。学習促進が次の課題ですので、ファイナルに向けて、講座外セッションでの課題克服を期待いたします。

    返信先: 講座内セッション3日目 #7465

    山田さん、サポートコーチの伊藤です。講座内セッションのジャーナルのアップを有難うございます。
    初回介入に関するメンバーの違和感は、結果として発生したもので、セッション中は特に違和感を抱かなかったよう思います。(私は特に違和感を持ちませんでした)初回介入前の介入と次の介入に間がなかったので、合わせて初回介入のように受け取ったからだと思います。セッション後の説明で、「そうだったのか」という感じでした。「AL入門」のP175の中盤以降に介入に関する記載がありますが、そこに書かれているとおり、介入するのに特に指定された時間帯があるわけではありません。しかし少なくとも1回は介入し、P176の下部に、全てのメンバーから回答を得ることが重要との文言があります。スクリプトの10分目安の初回介入は、「少なくとも1回」と「全てのメンバーから回答を得る」を充足するアクティビティーです。スクリプトの10分目安は、あくまでも目安ですので、それより早くても構いません(私の経験では、早くて良くなかったことは今までありません)が、それより遅い初回介入は良くありません。良くない理由はお分かりですね。原則を理解した上で、セッション状況に応じて明確な初回介入をすれば良いと思います。
    定例外介入は適時適切でした。あの時、メンバーは問題をセンターテーブルへ引き寄せようと努力していましたが、問題提示者の問題の手放しが今一つでした。介入によって、その状況が改善されました。誰がどのような問題を提示するかによって、問題提示者の問題の手放しやメンバーの問題の引き寄せに影響が出ることがよくあります。経験を積むことで、それに対しての準備や場の観察のしどころが分かるようになると思います。今回は、なぜそのようなことが起こったのか、また他にそのようなことが起こるケースを整理してみてください。
    部分同意の取り扱いについては、今回、勉強になりましたね。どの部分で同意しているかを明確にしないと、今回のようなことになります。明確な部分同意の内容で認識合わせをし、ゴール設定に向かうことが重要です。また、今回は後戻りし、リカバリーする機会がありました。部分同意の再定義内容とゴール設定内容が離れていたからです。ゴール設定内容を再定義の裏返しにしてくれればそのような齟齬は起きないのですが、再定義内容とゴール設定内容が離れてしまうケースは、時々、発生します。これが発生した時は、コーチとして見過ごしてはいけないところです。
    今回のセッションは、コーチとしてチーム活動を支援するという想いが伝わってきたセッションでした。ご自身が仰るように、「チームを意識した介入」が効果的だったのだと思います。また「~させよう」というアプローチも影を潜めました。それもチームをより意識したが故の結果かもしれませんね。引き続きの研鑽を期待いたします。

    返信先: 小林 一木 #7450

    小林さん、サポートコーチの伊藤です。第4回目の講座外セッションのジャーナルのアップを有難うございます。
    ルールと規範の説明時の注意喚起やホワイトボードへの目安時間の記載、相互質問の奨励、コンテンツに入らないことの宣言など、色々と工夫されたのですね。
    その結果、コンテンツに入ることなく、適時での定例外介入とフォローアップ質問によって、場の活性化が実現しながら、時間管理もうまくいったとのこと、素晴らしいです。コンテンツに入らないことを宣言し、意識することで、今回それができたということは、もう宣言しなくても大丈夫でしょうか? 今回のようなコンテンツに入らず場を俯瞰する姿勢を次回以降も期待します。
    事前の注意喚起や目につくところ(ホワイトボードなど)への記載は、参加者の意識付けになり、参加者の行動に影響を及ぼしますね。それをすることのメリットが今回のセッションでは享受できたわけですが、逆にそれをすることのデメリットはあるでしょうか? コーチが色々と工夫し策を施すと、速効的に効果が出やすいですが、それをすることによる副作用はあるでしょうか?
    「胃が痛かった」というメンバーの発言は気になりますね。質問するのに気兼ねや遠慮の気持ちが働くのであれば、それは自由闊達に話せる場になっていないということですね。対処方法を考えるとのことですが、セッション前、セッション中でどのようなことができそうでしょう。その発言が出た際に、「質問するのに気兼ねや遠慮の気持ちが働くことがない自由闊達な場にするにはどうしたら良いか?」をメンバーに尋ねてみても良かったですね。

    返信先: 岡本 実人 #7432

    岡本さん、サポートコーチの伊藤です。返信への応答を有難うございます。(1)~(5)の理由があったのですね。(1)については、とてもお気持ちが分かりますし、(2)~(4)は、とても素晴らしいスタンスと想いですね。そのスタンスや想いは、必ず社内で共有されると思います。4回目の講座外セッションでの進展を期待いたします。
    ところで、ご質問の件ですが、必ずこうしなければならないというルールがあるわけではありません。またシングル問題アプローチとマルチプル問題アプローチで、やり方は異なってくると思います。記述すると長くなりそうですし、講座参加者共通の疑問だと思いますので、本件について、明日の講座内で問題定義していただき、皆さんと共有できればと思います。

    返信先: 小林 一木 #7415

    小林さん、サポートコーチの伊藤です。第3回目の講座外セッションのジャーナルのアップを有難うございます。前回のジャーナルへの返信や中間フィードバックの前の実施ということですね。了解しました。
    2時間に渡るセッション、お疲れ様です。紛糾した分、メンバー同士の相互理解が深まったように感じます。時間切れになったとはいえ、最後の振り返りをしっかりと実行されたところは、とても良かったですね。前回の返信でも申し上げましたが、行動計画策定と最後の振り返りは実行必須です。
    再定義が不十分ですとその後のプロセス(ゴール設定、行動計画策定)で破綻することが多いですが、まさにそれを経験されたのですね。この経験学習を次回以降に生かしたいですね。再定義フェーズにおいて、深く議論できているのか、納得いく議論ができているのかについては、やはりプロセスを注視するところから見えてくると思います。小林さんの場合、ご自身も十分に自覚されていますが、コンテンツに入る傾向がありますので、コンテンツに入ってしまう分、プロセス注視が欠け、場の状況に見落としがあるのかもしれませんね。実は、再定義フェーズでの議論不十分で、ゴール設定や行動計画で紛糾したケースを、私も何度か経験しています。そのような経験を積み、それを振り返ることで再定義フェーズでの感覚が磨かれていくと思料します。
    参加者に対して「冒頭に会議の流れを伝える」のは、プロセス理解の観点で良いことだと思います。時間管理はコーチの役割ですが、メンバーには少しは時間を意識してもらいたいですよね。勿論、小林さんも仰っているように、意識過剰にさせては議論に支障が生じますので、注意が必要です。目安時間については、それを伝えることは妨げませんが、それを伝えたとしても、セッションは生ものですので、そのとおりにならないことが多いです。再定義フェーズでどのような展開になるかで時間が左右されることが多いですが、浅からぬ議論をそのフェーズで行ったうえで、そこで時間を費やしてしまえば、その後のフェーズで時間調整という形が多いです。時間調整の方法は色々ありますが、これまたセッション経験を積むことで体得してくださることを期待します。

    返信先: 村尾 光英 #7414

    村尾さん、サポートコーチの伊藤です。講座外セッションのジャーナルのアップを有難うございます。
    スクリプト通りに行うことを意識した結果、セッション手順と時間管理はしっかりとできたのですね。「これまでよりも、問題に頭が行かず、場の状況ややり取りに集中できた」のは、場を注視するという意識がより働いたからでしょうか? 意識したことが行動として具現化できるのは素晴らしいです。
    「ある人が意見になりそうな時、他のメンバーから「質問にしなくては」などと注意が入ったたり、問題だけでなく、プロセスにも注意を向けながら対話が出来ていた」というのは、メンバーの自律性を感じるとても良い状況ですね。なぜ、そのような状況が生まれたのでしょう? もともと自律性の高いメンバーが参加していたのでしょうか? 私の経験では、ALセッションを継続していく過程で、メンバーはそのような自律性を身につけていった(成長していった)ということがありました。参加メンバーがリーダーシップを発揮した場面は、まさに学習促進の材料ですね。
    今回はスクリプトどおりを意識し、定例介入と時間管理に徹したので、定例外介入が少なかったのですね。次回は、スクリプトを遵守しながら、さらに定例外介入にも積極的に実践されることを期待いたします。

    ジャーナルの中の介入に関する記述で少し気になったことがありましたので、以下にお示しします。
    コーチの「それについて他の方はどう思われますか?」と介入ですが、それによって議論が深まったとはいえ、その介入は、「それについて」がまさにコンテンツですので、いわゆるコンテンツの介入です。コンテンツに介入しているという意識はあったでしょうか?
    また次回のチャレンジ課題として挙げられている「メンバーへの横展開の介入(参考までに同意のお二人の意見をお聞かせいただけますか?)」も、例示されている内容ですと、議論の内容についての意見を引き出すアプローチですので、コンテンツの介入になります。プロセス介入での一般的なヨコ展開についての具体例としては、次のようのものがあります。
    ≪例≫
    コーチ「Aさん、今のチームの状況はいかがですか?」
    参加者A「問題の明確化のフェーズですが、解決策を議論しているように感じます。」
    コーチ「Bさんは、今の状況を改善するためには、具体的にどうしたら良いと思いますか?」
    参加者B「○○の行動をすれば、問題の明確化につながると思います。」

    その他のチャレンジ課題として挙げられている「メンテナンスプロセスにこだわる」、「一対一の問いかけはせず、場に問いかける」、「メンバーを信じて主導権を手放す意識を持つ」は、まさに現段階においてクリアーしたい課題ですね。引き続きの研鑽を期待いたします。

    返信先: 岡本 実人 #7381

    岡本さん、サポートコーチの伊藤です。引き続き第3回目の講座外セッションのジャーナルのアップを有難うございます。
    社内において、アクションラーニングの理解が深まっているようですね。また質問会議の継続のめどが立ったとのこと、継続することによって、社員同士の良い化学反応と成長を期待したいです。
    今回も残念ながら、再定義フェーズ最中でのタイムオーバーになってしまったのですね。おっしゃられているように、メンバーは、質問を中心に議論を進めるというやり方に対し、メリットは感じてはいるものの、どのように結論を出し、どのように進めるかのイメージが掴めていないですね。時間の制約で中途半端なセッションになっていることで、社員の皆さんがアクションラーニングについて、断片的な理解に止まり、全体感が掴めていないことが気になります。
    第2回講座外のジャーナルの返信でも申し上げましたが、セッション中において「行動計画策定」は必ず行い、「最後の振り返り」も必ず行うことが重要です。終了時間から逆算して、「行動計画策定」と「最後の振り返り」の時間をしっかりと確保し、この2つのフェーズを必ず実行してください。
    今回のセッションでは、頻繁に介入を行ったようですが、メンテナンスプロセスの介入やフォローアップ質問は実践できているでしょうか? 
    まずは、
    ① セッションの手順通りを時間内に終了する。その際に最後の2つのフェーズは、必ず実践してください。
    ② さらに、違和感に基づいた定例外介入とその際のメンテナンスプロセス介入とフォローアップ質問の実践に挑戦してください。
    上記①②は、コーチ養成講座修了での必要条件になります。まだ養成講座の中盤ですからキャッチアップの時間は十分にあります。今後の研鑽を期待いたします。

    返信先: 岡本 実人 #7380

    岡本さん、サポートコーチの伊藤です。第2回目の講座外セッションのジャーナルのアップを有難うございます。
    ALセッション初経験の参加者の皆さんが、肯定的にALを捉えてくださったようで良かったですね。
    今回のセッションでは、介入について経験が積めましたね。言葉の定義で堂々巡りをしていた場面での介入では、その状況が改善し、介入効果がありましたね。上手くいった理由は何でしょう? 初回介入では、一部のメンバーだけが話す状況については改善しなかったのですね。なぜ介入効果が出なかったのでしょう? 介入時にコーチがどのような言葉を発し、それに対してメンバーからどのような反応があり、その結果としてどうなったかという経験を振り返ることはとても重要です。上手くいった介入は、その経験を次回以降のセッションに生かしたいですね。効果が薄かった介入は、なぜそうだったのかを振り返り、同様の状況での効果的な介入をイメージし直し、次は是が非とも効果を出したいですね。
    今回のセッションは、時間切れで、再定義フェーズの最中で終了してしまったのですね。再定義を数回繰り返したということですので、ある程度の議論はできたのではと想像します。時間切れのときの対応ですが、アクションあってのラーニングですので、基本的に行動計画は必ず策定するとお考えください。チームの同意形成はできていませんが、ここまでの議論を踏まえて、「先ずはここから始めるのレベル」でも構いませんので、問題提示者に行動計画案を発表していただきます。メンバーは問題提示者が発表した行動計画を尊重し、支援するという形にすることが、次につながります。

    返信先: 小林 一木 #7298

    小林さん、サポートコーチの伊藤です。第2回目の講座外セッションのジャーナルのアップを有難うございます。詳細な記述で、とても分かり易かったです。
    色々と試されたセッションだったのですね。その試行から、ステップアップするためのヒントが得られたセッションだったように思います。
    定例介入(初回介入)後に、質問の質が変化し、N対Nの場になる効果があったのですね。メンテナンスプロセス介入やフォローアップ質問が機能したということですね。
    セッション全般的には、コンテンツ介入が散見されますが、意識しないでセッションに臨むと、そうなってしまう自分が再認識できたということですね。ALコーチは、問題解決と学習のバランスを取ることが重要ですが、小林さんの場合、無意識に「問題解決」に重点を置いてしまうのかもしれません。「行動計画時に全員にどういう点が同意できるかを聞いたことによって、より計画が具体的になり、以降のサポートできることが各自自分事として話すことができた。」という部分がありますが、学習を重視するなら、コーチが聞くのではなく、メンバーが聞くことによって、自発的な姿勢が生まれることが望ましいです。問題解決と学習のバランスを取るということは、場合によっては意図的に問題解決に重きを置く、あるいは学習に重きを置くこともあり得ます。しかし、それらはコーチが意識的に行っていることが重要です。
    「おおよそ「目標設定」から5分後に「問題解決に向かっている?」とのタスクベースの介入と、「チームの雰囲気は?」さらにフォローアップ質問として「よりよくするには?」のメンテナンスベースの介入」は、「振り返ってみるとなくてもよい介入だったかもしれない」と記述されていますが、形としては良い介入のように見えます。メンバーは、その介入をどのように感じたのでしょう? 次回の取り組みとして述べられている「ALコーチへのフィードバックをもらえる時間をいれる」を実践し、是非、メンバーの感想を尋ねてみたいですね。「ALコーチが助けになったかどうか?」、「どのような点が良かったか?」を聞いてみたいですね。
    セッション時間についてですが、50分想定で60分所要なら許容範囲と思います。時間管理をしっかりする上で、セッションが長引いた時にどこで調整するかは、セッション毎で異なります。一般的に時間を要してしまうのは、再定義フェーズでチームの同意形成が成らず、そのフェーズが繰り返される場合の時です。チーム同意が形成されないということは、メンバーが多様な見方をしている証左でもあり、決して悪いことではありません。また再定義フェーズでの議論が不十分ですと、その後のフェーズで破綻するケースが多いです。重要なのは、「先ずはここから」のレベルでも構わないので、必ず行動計画を策定することと最後の振り返りの時間の確保することです。講座内外のセッション経験を重ねる中で、時間管理のための調整方法を習得してくださることを期待いたします。

    返信先: 保坂 弘子 #7281

    保坂さん、サポートコーチの伊藤です。講座外セッション3回目のジャーナルのアップを有難うございます。こちらこそ、講座外2回目に対してのコメントが、3回目の実施後になってしまいすいません。
    保坂さんのジャーナルの記載は細部にまで行き届いており、とても分かり易いです。先日の講座内セッションのジャーナル中に、「記憶ができない」という悩みを仰られていましたが、全く問題ないのではと思います。
    違和感の察知に基づく定例外介入やフォローアップ質問もすごくレベルアップしましたね。「「どうしたら明確にできると思いますか」とフォローアップ質問したが、「う~ん・・・」となってしまった」というところですが、その時どう対応されたでしょう。次回の学習を期待してそのままスルーしてしまうのも一方法ですが、同じ質問を別のメンバーに投げかけヨコ展開するのも効果的です。
    「ピザ屋の質問は出ていますか」との介入は、直接的な介入ですが、場の改善が期待できる効果的な介入ですね。もし学習を意識して間接的な介入をするとしたらどのようなフレーズが適切でしょうか? 目的に応じて、色んな介入フレーズを準備しておくことが大事です。
    遅れ遅れにならないタイミングの良い介入が、セッションに良いテンポを生み出したと想像します。その結果、時間通りに進行する充実したセッションにつながったのではないでしょうか。セッションに失敗はなく、すべてが学びにつながりますが、成功したセッションの方が、振り返りによって、より学びが得られると個人的には思います。
    念のための確認です。「開始8分後の定例外介入」とありましたが、初回介入はその後の初回介入タイミング目安の10分後に行ったということでしょうか? 初回介入前に定例外介入してはいけないわけではないので、初回介入前の定例外介入について問題はありません。ただ、開始8分後でしたので、そのまま初回介入にしても良かったのかなと思った次第です。
    2回、3回目の講座外セッションのジャーナルを拝見して、保坂さんは飛躍的にインプルーブしていると感じます。新入社員研修の連日のご登壇で、しばらくは講座外セッションから遠ざかりそうですが、引き続きの研鑽を期待いたします。

    返信先: 保坂 弘子 #7267

    保坂さん、サポートコーチの伊藤です。講座外セッションのジャーナルのアップを有難うございます。
    メンバーの振り返り時のコメントを拝見し、とても良い雰囲気のセッションだったことが想像できました。定例外介入を3回したのですね。しかもフォローアップ質問もできたとのこと、着実に前進されていますね。定例外介入で「1対N」が「N対N」に変わったり、フォローアップ質問によって関係性が高められたりと、その効果が実感できましたね。
    次回のチャレンジ目標の「言葉だけでなく、表情(気持ち)をよく観察する」は、大事なポイントですね。非言語に対しての観察によって、言語化されたもの以上に本音を見つけ出すことができます。
    今回のセッションは、定例内外の介入時のやり取りやフォローアップ質問の回答とその後の行動変容など、学習のポイントが満載だったように思います。振り返り時に、それらを生かして学習促進はできたでしょうか? 掴んだ学習の種を、確実に学習促進につなげたいですね。
    「初回介入のタイミングが遅れがちなので、早め早めを意識する」とのこと、先日の講座内セッションでも、状況を見過ぎて介入が遅れる傾向が確かにありました。遅れがちな介入は、長いセッションにつながりやすいです。次回のセッションで、この点が改善することを期待いたします。

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