TOP 講座協働板 ALC17-0223 ALC Tips

ALC Tips

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    ALコーチを実践するなかで、自身が獲得したセッション実施のノウハウや気づいた点などを共有してください。

    #7203

    講座外セッション1回目で、メンバーに直球(すぎる)質問の傾向がある人が複数いて、場の雰囲気が硬直しそうなところが何度かありました。
    課題提示者が「どうしてその質問をするの?」と聞き返し少し不愉快そうだったため、それぞれの気持ちを聞いてみることにより、何らかの気づきは得たようでした。しかし、すぐに直球質問が飛び空気が重いと感じたため、直球質問に対しては「それは質問ですか?」とコーチから質問者に対して聞き返しました。
    最初は「え?」と質問者は驚いた表情をしていましたが、2-3回それを繰り返しました。
    自分が直球投げているときに「それは質問か?」と問われても気が付きませんが、人が直球を投げているときには、「それ質問じゃなくて意見だ」と気が付いてくれました。また、そのような介入をすることによって、課題提示者が場の安全が担保されていることを感じたと振り返りで言ってくれました。

    意見を言っている、意見を押し付けている、と参加者が気づいてくれたことにより、場の空気が正常に戻り、安心できる質問の場になったように思います。

    #7290

    介入(保坂弘子・1回目)

    介入が遅れがちになると、長いセッションにつながる。
    違和感を感じたら、迷わずに介入する。遠慮せずズバッと介入しても、介入された側はあまり違和感を感じないようだ。
    うわべの言葉に惑わされず、表情(気持ち)をよく観察することが大切。そのためには、レイアウトとして、メンバーの表情を見渡せる席にすわることも重要。

    #7291

    フォローアップ質問(保坂・2回目)

    最初の質問に対して、「良い」「普通」などの一言の答えが返ってきたら、「どんなところが良いですか」や「普通とはどんな状態ですか」と質問する。一方、「悪い」などのネガティブな一言の答えの場合は、「良くするにはどうしたら良いですか」と質問する。

    言葉では「良い」と言っていても、表情などをよく観察し、発言者の気持ちを推し量ることが重要。「良い」との答えでも、「“もっと”良くするにはどうしたら良いですか」という質問もできる。

    「“もっと”良くするには」等と質問したとき、相手が「う~ん・・・」となった場合は、別のメンバーに振って広げるようにする。

    #7292

    ルールと規範(保坂・3回目)

    アクションラーニングを全く知らないメンバーで、かつ、話好き・説教好きのメンバーが入っている場合、開始すぐには、ルールをつい忘れて、自分の意見を述べてしまうことがある。

    「2つの基本ルールとチームの規範」のシートを、机の真ん中に置いたり、全員が見える壁に掲示し、いつでも目に入るようにすると、ルールが守られやすい。

    #7311

    ALC Tips

    ポジティブな言葉を使う。
    「うまくいっていることは何だと思いますか?」という質問は制限が少なく、メンバー等の自由な発想を促してよいのではないかと思った。

    #7313

    「私たち」とALコーチも含めてのチームとして常に呼びかけることを意識しました。
    コーチ対メンバーではなく、コーチも含めた全員のチームを1つの個体として捉えるのに効果的だと感じています。私はやっている。私ができていない。Aさんは〇〇だ。Bさんは△△だ。などの個別視点に陥らないようにするために良いと感じました。

    #7336

    セッションの時間管理(小林・1回目)

    「ルールとチーム規範」の宣言の際に、この会議が、問題提起、解決目標・行動計画、振り返りのフェーズにわかれ、そのフェーズでは問題提起などフェーズごとのテーマの質問に集中すること、それ以外の質問がでた場合はコーチが介入することを伝える。

    上記を伝えることで、参加メンバーも各フェーズの質問に集中できる。

    時間管理を意識するならば、各フェーズのおおよその時間を伝えてもよいかもしれない。(次回、講座外セッションで試してみる。)

    #7340

    問題提示者の心を開く(城近・2回目)

    問題提示者が心を開いてセッションに参加していると、上辺だけでなく、より深いセッションになると感じました。
    特に、メンタル系の問題提示の場合はその傾向が強いようです。

    コーチとしては、「守秘義務」「コミットメント」などのルール・規範をきちんと説明し、理解・実践してもらうことで、安心して参加できる場作りをするべきだと考えています。

    #7364

    ALC Tipsとしては上記にある通り、ポジティブな雰囲気・場を作り出すことを心がけています。考えがネガティブになるとスムーズな発言につながらないと感じています。

    #7400

    ルールと規範は見えるところに掲示しています。座る位置によって見えにくい人もいるため、次はメニューのような卓上のものを作成します。実際、ワールドカフェでは卓上にグランドルールを置いて実施しており、これは良いということでワールドカフェ以外にも通常の会議で使用している部署もあります。

    #7402

    講座外セッションで、問題提示者から以下の意見をもらいました。

    ・行動計画を書いている間、ほかのメンバーが待っているので「早く書かないと」と焦ってしまった
    ・ほかのメンバーも、同じタイミングで、行動計画やサポート計画を書いてみてはどうか

    有村コーチに相談したところ、ほかのメンバーにも書いてもらうことはOKとのことでした。
    ただし、スクリプト通りのセッション運営からは外れる(守破離の「破」に該当する)ため、スクリプト通りの運営をマスターしてからのチャレンジの方が良いようです。

    試してみる前ですが、こういうやり方もありそう、というTipsになるかと思いましたので共有します。

    # ちなみに、「行動計画を紙に書かずに進める」というやり方は試しましたが、より焦らせてしまってダメでした。

    #7410

    ゴール設定での「同意」「不同意」の質問(小林・2回目)

    フォーマットとは違ってしまうが、問題提起者からのゴール設定が「問題の再設定」の解決としてニュアンスの違いを感じた場合(問題提起者の問題の再設定とメンバーが同意した問題に違いを感じた場合)、ゴール設定時点でメンバーに「同意」「不同意」を聞くことにより、問題のとらえ方の違いを修正することができる。

    ただし、本来は、問題の再設定で目線をあわせておくべきだと思うが、問題提起者、メンバー、ALコーチともその違いに気づかない場合。

    → 上記、方法はよいものでしょうか?

    #7411

    振り返り(小林・3回目)

    セッションが行動計画の設定など途中で終了しなければならなかった場合でも必ず「振り返り」をいれる。うまくいかなかったセッションでも学ぶべきことは多く(うまくいかなかったからこそ学びが多いのかもしれない)、それが結果的にセッションの狙いや目的に到達する場合も多いのではないかと思う。

    #7412

    ALコーチのコンテンツ介入(小林・4回目)

    ALコーチがコンテンツに介入すると、意図的に質問、回答、解決の方向性を誘導できてしまうため、ルールを守るためにも、基本ルールに追加して、ALコーチがコンテンツに介入した場合は、メンバーから指摘してもらうようにルール化すると無意識でやってしまう場合、止めることができる。

    → メンバー自体がALコーチと同じようになってしまう可能性がありますが、上記はルール化してもよいものでしょうか?

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