CASE 03 組織活性化
「研究開発という土壌を、イノベーティブな風土へと蘇らせた。」

研究マネジメント変革プログラム
Client:株式会社カネカ
なかなか新しい事業展開が行われず、停滞感のあった研究開発部門。
変革プログラムにより、本来の理想であるイノベーティブな風土へと、研究マネジメントにおける一歩を踏み出した。マネジメントチームの接し方に変革の気風が芽生えたという。
導入の背景
- 研究開発の現場で、イノベーションが生まれる風土が衰えている、また研究部門における新事業展開を生み出す土壌づくりが希薄。イノベーションが起こりやすい組織風土を作りたい。研究員がより自発的に課題発見をし、活力ある状況で研究活動が生まれるようにしたい。
- 研究部門間の融合的、有機的なつながりが不足している。事業部と全社の研究部門間のコミュニケーションを活性化することで、新しい創造を産み出したい。
- 従来型のマネジメントでは、活気ある職場を作ることができない。現代の環境、意識に合わせた研究マネジメントを行うためにリーダーの意識改革の必要性を感じている。
適応プログラム
- 研究開発のトップに、自己のマネジメントを振り返る機会を提供することによって、マネジメント変革を誘発することを設計。
- イノベーティブな組織を実現するための組織課題を設定することにより、現場における組織課題を自らが再設定し、実際の変革行動を生み出すしくみとする。
- 研究開発部門全体の視野に立った全社課題としての課題認識と各部門をつなぐサポート意識の醸成を促進する。
プロセス
研究マネジメント変革プログラム
【狙い】研究開発部門における、イノベーティブな組織風土を醸成する。
【アプローチ】研究開発部門における、研究所長を含むトップマネジメント層の問題意識の共有とマネジメント変革に焦点を当てる。
【対象者】研究部門のトップマネジメント層 15名

成果
- 多くの時間と振り返りを促すことによって、マネジメントスタイルの変化や、職場における円滑なコミュニケーションスタイルが生まれてきた。そのことによって、若手からの発言が増えた。
- 技術的なイノベーションに対して、即時の効果はまだない。また果たして、生まれるか否か、は定かではない。しかし、職場の雰囲気はオープンであり、全社的な新しい研究への意識付けは進んでいる。
- 研究部門間のインフォーマルな横のつながりが生まれ、若手研究員育成など統合して行う動きが現場から生まれたり、横のつながりが生まれることにより、新たな視点と新鮮な発想との交流の機会となった。
ご担当者様の声
株式会社カネカ 人事部人事チーム
小山 央様
- 言うは易し、行なうは難しである。ただ、聞く時間が増えているのは確かで、幹部が、頭ごなしで説教することは少なくなっていると思います。
- 研究トップ自身が、このプログラムの過程において、意見だけでなく、相手にも質問することで、問題点を話し合いの中央に持っていき、共有化することが大切だと実感しています。そんな中、マネジメントスタイルも参加型に変容していくことは、ある意味驚きであり、プログラムの威力を実感した思いです。


















